CPUの搭載数を確認

Load Averageを見るときに、いくつまでならOKだっけ?といったときにCPUの数が気になったり。

/proc/cpuinfoにて
processorの数を確認すればわかります

確認例

[admin@hoge ~]$ grep "processor" /proc/cpuinfo
processor       : 0
processor       : 1
processor       : 2
(略)
processor       : 14
processor       : 15

[admin@hoge ~]$ grep "processor" /proc/cpuinfo | wc -l
16

→16コですね。ということで、Load Average 16.00程度までなら大丈夫だと思われます。(HT使っている場合はもう少し低く見積もった方が無難)


以下、より詳しく調べたい場合(若干推測も含まれます)

processorは仮想的プロセッサも含むため、物理的なCPUを数えるにはphysical idを調べる

[admin@hoge ~]$ grep "physical id" /proc/cpuinfo | sort | uniq
physical id     : 0
physical id     : 1

→物理的には2つ

また、siblingsを見ると、1つの物理プロセッサに搭載されているコア数がわかる

[admin@hoge ~]$ grep "siblings" /proc/cpuinfo
siblings        : 8
siblings        : 8
(以下続く)

→1個の物理プロセッサに対して8つ

さらに、今回cpu coresも調べたら

[admin@hoge ~]$ grep "cpu cores" /proc/cpuinfo
cpu cores       : 4
(以下続く)

であったため、
1個の物理CPUに4つのコアを搭載し、その4つがそれぞれHTで2倍になってsiblings:8となっていると思われます。

というわけで、実際にLoad Averageを考える場合は
2×4×2.0=16.00 ではなく、(HTの効果は20%程度といわれているので)
2×4×1.2=9.6 程度で見積もる感じでよいのではないかと。